サイトウ サヨ
  斎藤 彩世   文学部 英文学科   専任講師
■ 標題
  ヘンリー・ジェイムズ作品に見られるシャーロット・ブロンテの影響について
■ 概要
  Henry JamesはCharlotte Brontë論こそ書かなかったものの、彼女の作品から強い影響を受けている。本論はJane EyreThe Spoils of Poyntonがいかにテーマを共有しているかを明らかにする試みである。まず、JaneとFledaの視点から男性の自己中心性がどのように描かれているかを論じた。次に両作品で女性の抵抗が「火」で表現されていることを指摘した。最後に相続に関して、赤い部屋、何世代にも渡る負の連鎖など共通した題材があることを論じた。以上により、Charlotte BrontëとHenry Jamesの影響関係を明らかにした。
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   単著   『九大英文学』   九州大学大学院 英語学・英文学研究会   56号   pp.101-113   2014/03