サトウ ユウキ
  佐藤 祐基   社会福祉学部 福祉心理学科   専任講師
■ 標題
  ファンタジーへの没頭を示したクライエントが現実世界との繋がりを形成するまで-高機能広汎性発達障害が疑われる男子中学生の事例-
■ 概要
  高機能広汎性発達障害が疑われ,ファンタジーへの没頭を示す男子中学生(Cl)との2年間に及ぶ心理面接の過程について検討した。Clの自閉的な世界を受容すると共に、描画法や絵日記といった独自の面接の工夫を通して、Clの内面の成長が認められた。並行して、学校での友人関係の改善、勉学への集中、母子関係の再認識といった望ましい変容が確認された。ファンタジーへの没頭の意味を吟味し、有効な援助について考察した。
   単著   心理臨床学研究   日本心理臨床学会   第28巻第3号   pp.279-290   2010/08