イトウ シンイチロウ
  伊藤 新一郎   社会福祉学部 福祉計画学科   准教授
■ 標題
  1980年代以前における日本型福祉国家の特質-社会統合の視点から-
■ 概要
  本稿では、1980年代以前の日本型福祉国家について、「国家」「企業」「家族」に焦点をあてつつ、社会統合という視点からその特質を整理した。結論として、①この時期の日本では「企業主義」を基軸とする「企業主義的社会統合」が実現されていたこと、②「家族」は「企業主義」を補完するものとして取りこまれ、重要な「福祉的機能」を果たしていたこと、③経済成長に起因する一定の「福祉国家化」がみられたものの、それは西欧型モデルとは異なる軌道をとっていたこと、の3点を述べた。
   単著   北星社会福祉研究   北星社会福祉学会   第18・19合併号   pp.57-65   2004/04