アダチ キヨト
  足立 清人   経済学部 経済法学科   教授
■ 標題
  古ローマ期の所有権について-legis actio sacramento in remの側面から(2)
■ 概要
  古ローマ期の所有権をめぐって現代のローマ法学者の間に,「相対的所有権説」と「絶対的所有権説」との対立がある。本稿では,古ローマ期の所有権返還請求訴訟である「神聖賭金による対物法律訴訟(legis actio sacramento in rem)」の構造分析を通じて,当時の物の所有権が,物の現実の支配(占有)と結びついた相対的な性格のものであったことを確認した。
   単著   早稲田大学大学院法研論集   早稲田大学   98号   pp.314-338   2001/06