アダチ キヨト
  足立 清人   経済学部 経済法学科   教授
■ 標題
  平成18年7月7日最高裁判決を読む-親子関係不存在確認請求が権利濫用で排斥されたケース
■ 概要
  本稿は,藁の上からの養子に対しての親子関係不存在確認請求訴訟が権利濫用で斥けられた最判平成18年7月7日の二つの最高裁判決を検討した。事案の解決は妥当な結論であり,判例法理の結果は評価できるものと考えるが,最高裁が示した法理は,一部の学説が評価するほどの意義―「法律上の親子関係は血縁上の親子関係とは異なるものであるという民法の法理への自覚が浸透した」―はないと結論づけた。
   単著   北星学園大学経済学部北星論集   北星学園大学   第52巻2号   pp.315-338   2013/03