タケノウチ マサキ
  竹野内 真樹   経済学部 共通部門   教授(嘱託)
■ 標題
  帝国の憂鬱--移民国アメリカのジレンマ
■ 概要
  本稿は、2001年のいわゆる9.11を念頭に置いている。移民国アメリカは、「国民国家」成立の擬制的要件の一つである「一つの民族」を欠いているが、そのかわりに、アングロ同調主義、メルティング・ポット論、サラダボウル論といった変遷を遂げつつも移民を国内に統合する方策を採って、求心力を生じさせることを試みてきた。だが今日の移民は、アメリカと母国との間にまたがる社会空間に帰属している点に特徴があり、海外の‘厄介事’がそれを伝ってアメリカ国内に持ち込まれる可能性が高まっている。
   単著   アソシエ   御茶の水書房   2007/08