タケノウチ マサキ
  竹野内 真樹   経済学部 共通部門   教授(嘱託)
■ 標題
  移民におけるグローバリゼーション
■ 概要
  グローバリゼーションとは、モノ・カネ・ヒトの国境を越える移動が近年急激に増大して、未曽有の規模に達したことを意味するとしばしば理解されている。だがそれは、少なくとも移民に関しては必ずしも正しくなく、むしろ20世紀初頭のほうが活発であった可能性が高い。今日移民のグローバリゼーションが注目されるのは、その質的側面、すなわち南から北へという方向性を持っている点にある。そして移民が定住化しても、母国との絆は喪失されない。この背後には、南諸国の支配層が移民を取り込もうとして「脱領域的国家」を指向し始めている点も一因として作用している。
総ページ数〔11頁〕
   単著   アソシエ   御茶の水書房   第13号   pp.68-78   2004/04