タケムラ マサシ
  竹村 雅史   短期大学部 英文学科   教授
■ 標題
  SVTテストによる英文多読測定の試み
■ 概要
  伝統的に精読に代表される訳読授業は日本の中等教育の英語授業の中心に位置づけられてきた。しかし、その中にあって学習者が選んだGraded Readers(語彙制限のあるテキスト)を自分のペースで大量に、易しめのテキストを読み進めていく多読授業がこの10年で全国的な広がりを見せている。背景に学習者の動機付けの観点から、学習者の読みの向上につながっていると報告されている。本来、英文多読授業では、学習者に対して読後の評価測定は本来の読む行為を阻害するものとして馴染まないとされ、読みの伸張度を測ることは難しい。更に、外部試験のテキストは実際に読んだテキストと異なっているので、どのくらい理解できたかを測定する上で、必ずしも理想とは言えない。本論文は、読んだテキストを理解できたかをみるSVT Test(文章判読テスト)を用いて、学習者のテキストの理解測定が可能かを試みるものである。
   単著   言語学、文学そしてその彼方へ   ひつじ書房   都留文科大学英文学科創設50周年記念研究論文集   2014/03