カツムラ ツトム
  勝村 務   経済学部 経済学科   准教授
■ 標題
  模索する社会の諸相
■ 概要
  論文「ミッション志向企業としてのNPO」を第14章として単独執筆。資本が低配当高蓄積を極度に進め利潤分与をゼロにした像としてNPOを捉え、現代資本主義の精華としての株式会社が利潤志向をミッション志向に転轍したものとしてNPOの理念型を措定する。これにより、NPOを経済原論の立場から分析することが可能になるとともに、資本主義の枠内の存在としてNPOを位置づけることができ、過剰富裕化をはじめとする現代資本主義の桎梏との関連を説くことができる。また、NPOをこのように位置づけることにより、経済原論体系を通して一元化の彫琢がなされる価値概念について、その本来的な多義性の理論的含意も浮き彫りになる。
〔332p〕
(担当部分)p259-p280
   共著   御茶の水書房   pp.259-280   2005/11