カツムラ ツトム
  勝村 務   経済学部 経済学科   准教授
■ 標題
  市場価値論と時間
■ 概要
  市場価値論における時間の扱いかたを精査することにより、価値概念についても捉え直しを促すことを狙いとしている。まず、「相場」の観念を補助線として、市場価値論で論じられている価格調整メカニズムを再検討し、生産価格論と市場価値論における時間の扱いかたの相違を見ていく。この視角を引き継ぎ、よく同様の理論構成と見られがちな地代論と市場価値論の間に位相の違いを見出す。さらに、「相場」の観念の価格調整における意義を再確認した上で、本稿における生産価格概念と市場価値概念についての検討を価値形態論と関連づけて意義づけ、次元の相違論の理解に疑義を呈した。
(掲載部分)p149-p155
   単著   北星学園大学経済学部北星論集   北星学園大学   第47巻第2号(通巻第53号)   pp.149-155   2008/03