クリバヤシ ヨシマサ
  栗林 克匡   社会福祉学部 福祉心理学科   教授
■ 標題
  異性の行動から自分への好意をどの程度感じるか
-ソーシャルスキルと自尊感情の影響-
■ 概要
  本研究は,異性の顔見知りが仕掛けてくる行動に対する好意の認知に及ぼすソーシャルスキルと自尊感情の影響について検討した。170名の大学生は,異性の顔見知りが,いくつかの思わせぶりな行動を自分に対して取ってくる状況を思い浮かべた。参加者は,(a)顔見知りの自分に対する好意の推測,(b)参加者自身の顔見知りに対する好意,(c)ソーシャルスキル,(d)自尊感情について回答した。顔見知りの思わせぶりな行動についての因子分析から,「自己開示」「つながり希求」「アプローチ」「求婚と性的行動」の4因子が見いだされた。主な結果は,(1)解読スキルの高い参加者は低い参加者よりも,「求婚・性的行動」を除く顔見知りの思わせぶり行動から,相手は自分に対して好意があると推測していた。(2)自尊感情は,顔見知りの好意の推測に何の影響もなかった。
   単著   北星論集(北星学園大学社会福祉学部)   pp.67-74   2017/03