クリバヤシ ヨシマサ
  栗林 克匡   社会福祉学部 福祉心理学科   教授
■ 標題
  大学生のグループへの同調行動に及ぼすシャイネスおよび集団凝集性の影響
■ 概要
  本研究は,シャイネスと集団凝集性が同調行動と友人関係への動機づけに及ぼす影響について検討した。136名の大学生は,一緒にいる時間が長いグループを1つ思い浮かべた。参加者は,(a)グループメンバーへの同調行動,(b)友人関係の動機づけ,(c)所属グループの集団凝集性の認知,(d)シャイネスについて回答した。主な結果は以下の通りであった。(1)シャイネスは,内面的同調,外的同調ともに高めていたが,友人関係への動機づけには影響しなかった。(2)集団凝集性を高く評価した者は,「同一化」「内発的」動機づけが高く,「外的」動機づけは低かった。(3)いくつかの友人関係への動機づけは同調行動と相関があった。これらの結果は,同調行動へのシャイネスの直接効果および集団凝集性の間接効果の可能性を示した。
   単著   北星論集(北星学園大学社会福祉学部)   pp.31-36   2018/03