ウルリケ・ネンシュティール
  ウルリケ・ネンシュティール   社会福祉学部 福祉計画学科   教授
■ 標題
  日本における学校教員の協力。
■ 概要
  日本でもドイツでも同じ学校の教員同士の協力の大きな意義が強調されている。同時に、両国では教師同士の協力不足が問題にされている。だが実際は、具体的な事情はかなり異なる。ドイツでは、教師同士の競争意識が強く、授業法に関する交流や教材の貸し出しなどを妨げているが、場所や時間の不足が訴えられている。日本では、ドイツと同様に時間の不足が協力が進まない理由として述べられているが、場所は同じ狭さでも問題にされていない。しかし、それより大きな違いは、日本では「子どものために」どこの学校でもどんな同僚とのチームでも協力するのが当たり前と見なされているのに対して、ドイツでは教員とその仕事条件がより注目されていることである。
   共著   学校マガジン   5-10(2014・9)   pp.51-53   2014/09