ナカムラ コウ
  中村 浩   短期大学部 生活創造学科   教授(嘱託)
■ 標題
  釘にはね返りながら斜面を転がる球体の動きに対する生物性印象 —球体のはね返り係数と重さの効果について —
■ 概要
  多くの釘が打ち込まれた傾斜板上を球体が転がり落ちるとき、そのはね返り方や転がり方は球体のはね返り係数と重さによって異なってくる。本研究では、これらの特性が、その動きを観察したときに、生物性印象に影響を与えるかどうかについて調べた。7種類の球体の転がり運動を記録したビデオクリップから作成したポイント・ライト・ディスプレイ・アニメーションと同じアニメーションを逆回しにした7種類の刺激アニメーションが59名の被験者に提示され、各刺激に対する生物性評定が求められた。実験の結果から、球体のはね返り係数が低いほど生物性印象が高くなり、球体の重さが重いほど生物性印象が高くなることがわかった。そして、球体の重さが1つのポイント・ライト・ディスプレイにおけるはね返り回数と強く関係していることもわかった。すなわち、球体の重さが軽いほどはね返り回数は多かった。
   単著   アニメーション研究   日本アニメーション学会   第11巻1号A   pp.33-41   2010/03