マキタ コウイチ
  牧田 浩一   社会福祉学部 福祉心理学科   教授
■ 標題
  大学生における「色彩コラージュ法」の特徴
■ 概要
  本研究は,大学生1年生から4年生53名(男性14名,女性39名,平均年齢19.4歳)を対象に行った。大学生の色彩コラージュ作品の傾向や表現特徴を明らかにすることを目的とし山根・田中(2003)の「色彩コラージュ法」を実施した。調査は,2011年6月~9月に,大学の心理学実験室で行った。調査の検討事項は,形式分析では,①用紙の使い方,②はみ出しの有無,③重ね貼りの有無,④余白の有無,⑤無彩色の有無,⑥主な色,⑦色数,⑧色の明度,⑨色の彩度,⑩色の色相,⑪切片数,⑫切片の形であった。内容分析では,①具体表現,②モノクロ表現,③タイル張り表現,④マスク表現,⑤折り紙表現,⑥立体表現,⑦裏貼り表現,⑧マンダラ表現,⑨対称表現であった。その結果は次の通りである。男女ともに用紙は「横」に使用したものが多かった。「重ね貼り有り」のものが多かった。「無彩色有り」のものが多かった。「色の彩度」は,「濃い」ものが多かった。「色の色相」は,「中間色」が多かった。「切片の形」は,「丸」を主に使用したものが多かった。男女差として用紙を「縦」に使用したものは女子より男子に多かった。
以上の結果につき,若干の考察を加えた。
   単著   北星論集(北星学園大学社会福祉学部)   北星学園大学社会福祉学部   第54号   pp.103-113   2017/03