クリヤマ タカシ
  栗山 隆   社会福祉学部 福祉臨床学科   教授
■ 標題
  子ども虐待問題と被虐待児童の自立過程における複合的困難の構造と社会的支援のあり方に関する実証的研究
分担研究報告(Ⅳ施設入所と終結をめぐる課題)8「施設入所をめぐる諸問題‐入所決定過程と児童相談所・家族‐」
■ 概要
  本研究では、全調査事例119件のうち被虐待児童の入所先として最も一般的な施設である児童養護施設入所措置となった46例(38.6%)について検討した。目的は、児童相談所から児童福祉施設に入所した被虐待児童の実態を把握すること。並びにその経緯と被虐待児・家族支援のあり方と今後の方向性について検討することであった。
 調査の結果から、今後、被虐待児童の児童養護施設入所措置を行う場合は、措置に至る経過として評価システムの機能基盤を整備し、その基盤となるアセスメント機能の強化が必要である。また、児童養護施設と連携をとりつつ、家族関係・親子関係調整プログラム方を具体的に検討し、社会資源の整備とあわせて推進する必要がある。
   共著   平成20・21年度厚生労働省科学研究報告書(政策科学総合研究事業)   2010/03