タムラ サナエ
  田村 早苗   文学部 共通部門   専任講師
■ 標題
  「様相論理にもとづくタメニの分析試論―「目的」と「因果」の接点―」
■ 概要
  本論は、日本語のタメ(ニ)およびヨウニという目的を表す形式について論じた。特に、タメニが目的用法の他に原因用法を持つことに注目し、Kratzer (1981,1991) が提案するモーダル表現の意味論を用いて形式化を試みた。主たる提案として、「目的」という情報は「願望」と同様の扱いをするよりも、「前提となる事実」と同様に扱う方がタメニの多義性を捉えられるという提案を行った。
   単著   『京都大学言語学研究』   京都大学文学研究科言語学研究室   pp.159-184   2009/12