タムラ サナエ
  田村 早苗   文学部 共通部門   専任講師
■ 標題
  「タメニのための様相論理」
■ 概要
  日本語のタメ(ニ)は、〈目的〉〈原因〉という2 種類の用法を持つ。本論文では、Kratzer の様相論理のモデルを用い、タメニの2用法を統一的に分析した。このモデルでは様相ベースと順序ソースを用いてモーダル表現や条件文の意味を捉える。論者は、順序ソースに関する情報として扱われることの多かった〈目的〉を、様相ベースに関する情報と扱うことを主張した。また、タメニ節が既定性という特徴を持つことを提案した。
   単著   KLS 30: Proceedings of the 34th Meeting of Kansai Linguistic Society   pp.215-226   2010/06