コウ ガブン
  黄 雅雯   経済学部 経営情報学科   専任講師
■ 標題
  ダイナミック・ケイパビリティ論の課題と可能性
■ 概要
  ダイナミック・ケイパビリティの概念については、各研究者が各自の視点から議論を展開しており、未だに統一した見解がない。特に、ダイナミック・ケイパビリティの内容やプロセスに関しては、未解明な部分が多い状況にある。こうしたダイナミック・ケイパビリティの状態は、まさに「ジャングル状態」を呈している。
 以上のダイナミック・ケイパビリティ論の研究背景に基づき、本稿では、ダイナミック・ケイパビリティ論がジャングル状態を呈している原因は何か、という研究問題に基づき、ダイナミック・ケイパビリティの諸研究を考察する。そして、既存研究の課題を提起したうえで、ダイナミック・ケイパビリティ論が今後普遍的な理論として展開する可能性を提示する。
   単著   早稲田大学大学院商学研究科紀要   第73号   pp.29-42   2011/11