フジキ アキコ
  藤木 晶子   短期大学部 生活創造学科   専任講師
■ 標題
  空間記憶に及ぼす眼球運動の選択的干渉及び促進効果:身体運動との比較に基づいて
■ 概要
  ある対象の移動を目で見て記憶し,その後,もう一度対象が移動する様子を見た際,われわれは正確にそれが前と同じかどうかを判断することができる。こうした目を使って情報を取り込む際,その情報の保持に,目だけでなく手も役立っている可能性と,目のみによって情報を保持している可能性の2つ説が提案されており,これまでの研究ではいずれが正しいのかが不明であった。本稿では,上記2つの説のいずれが正しいのかを従来の方法論を改善した上で実験的に検討した。その結果,覚えるときも思い出すときも目を使うときには,手ではなく目のみがその情報の保持を担っていることを明らかにした。
   共著   認知心理学研究   pp.23-31   2010/03