ナガイ ジュンコ
  永井 順子   社会福祉学部 福祉臨床学科   教授
■ 標題
  「狐憑き」の言説/「精神病者」の言説
■ 概要
  明治期の日本で、精神医学が「狐憑き」研究から始まったことに着目し、治療の対象として「精神病者」というカテゴリーが創出されていく過程において、「狐憑き」研究が果たした意義を、「狐憑き」という共同体に根ざした現象を治療の対象としての「精神病」という場所に根ざさない普遍的なものとして再解釈したことに見出した。また、病院に入院させること自体が、「狐憑き」を「精神病者」へと転換する装置でもあったことを示した。
   単著   社学研論集   早稲田大学社会科学研究科   pp.293-308   2003/01