ナガイ ジュンコ
  永井 順子   社会福祉学部 福祉臨床学科   教授
■ 標題
  精神病院における自殺~「精神病者」から「生活者」へ、福祉社会学的視座から~
■ 概要
  精神病院における自殺をめぐる損害賠償請求事件20例の検討から、医師の責任の範囲を明確にし、背景にある「精神病者」観の時代的変遷を考察した。その結果、「精神病者」は自己の行為に責任を有しないゆえに「保護かつ監禁」としての治療の対象であるとの思想があったこと、また、開放化の流れにおいて、「精神病者」の自殺が意志や責任の観点からではなく、管理すべきリスクとして論じられるようになったことを明らかにした。
   単著   ソシオサイエンス   早稲田大学社会科学研究科   pp.125-140   2004/03