ナガイ ジュンコ
  永井 順子   社会福祉学部 福祉臨床学科   教授
■ 標題
  「精神病者」と刑法第39条の成立~「主体ならざるもの」の系譜学・序説~
■ 概要
  「精神障害者」を「自律した主体」ではないとみなす傾向がいかに、いつ発生したかを検討することを目的とし、現行刑法第39条「心神喪失・心神耗弱」の規定の成立過程における、法学者、精神医学者の「精神病者」観を検討した。その結果、当時の精神医学者が、有責の「犯罪者」と区別して「精神病者」を定義する必要に迫られていたゆえに、責任能力のないことが「精神病者」であることの主な特徴となったことを明らかにした。
   単著   ソシオサイエンス   早稲田大学社会科学研究科   pp.225-240   2005/03