ナガイ ジュンコ
  永井 順子   社会福祉学部 福祉臨床学科   教授
■ 標題
  精神保健福祉士養成教育の検討~卒後5年以内の精神保健福祉士へのアンケート調査から~
■ 概要
  精神保健福祉士養成新カリキュラムの具体的な展開方法と、精神保健福祉士としてのキャリア形成における養成校の支援のあり方について今後検討していく上での基礎資料を得るために、比較的経験年数の浅い精神保健福祉士の入職後の養成教育への所感や職場内外の研修体制の状況を明らかにすることを目的とし、北海道における卒後5年以内の精神保健福祉士138名を対象に調査を実施して70名から回答を得た。その結果、経験年数の浅い精神保健福祉士はクライエントへのかかわり方やソーシャルワークの視点を得ることを養成課程の学びの成果としているが、制度に関する知識の学習不足を感じ、「専門的知識・技術の不足」を課題としていることがわかった。そして、養成課程では、知識・技術の伝達も重要であるが、卒後に拠り所となるような、専門職としての姿勢や倫理を共有する集団としての凝集性を育むことも求められていることが示唆された。
   共著   精神保健福祉学   日本精神保健福祉学会   pp.38-51   2017/09