ナガイ ジュンコ
  永井 順子   社会福祉学部 福祉臨床学科   教授
■ 標題
  北海道 室蘭・登別地区における精神保健ソーシャルワークの歴史と展開
■ 概要
  北海道における精神保健ソーシャルワークの歴史の解明を目的とし研究を行い、本稿では、西胆振にあたる室蘭・登別地区に焦点をあて、同地区の精神保健ソーシャルワークの歴史と特色を整理した。研究方法として、当該地域の精神科医療および精神保健ソーシャルワークに関連する資料・史料を収集するとともに、1960~90年代に同地域でソーシャルワーク実践を担ったソーシャルワーカー2名にインタビュー調査を実施した。研究の結果、室蘭・登別地区の精神保健福祉の特徴として、①病院間の交流が古くから盛んであったこと、②精神病院の開設後、間もなくソーシャルワーカーが採用され、それぞれの職場で重要なポストを担っていること、③1970年代よりMSWとの勉強会、事例検討会が早くから開催され、ソーシャルワーク実践の向上を図っていること、を明らかにした。
   共著   北翔大学教育文化学部研究紀要   北翔大学   第4号   pp.195-205   2019/01