カモザワ アカネ
  鴨澤 あかね   社会福祉学部 福祉心理学科   教授
■ 標題
  日本におけるSCT(Systems-Centered Therapy/Training)実践の課題―ワークショップ参加者の体験の検討を通じて―
■ 概要
  SCTの創始者であるAgazarianがSCTの検証のために実施した実際のグループを、シナリオ・ロールプレイで再現することを主軸にしたワークショップを開催した。このワークショップを振り返り、参加者である日本の専門家がSCTをどのように体験したかを検討することで、日本におけるSCTの実践の課題を明らかにした。SCTは驚きや新鮮さを伴って体験されていたが、それは同時に「さらされる」「とてもついていけない」という体験でもあった。こういったそれまでとは異なる感覚や体験には抵抗が必然的に伴っており、そのことを考慮に入れながら、人が好奇心を持って体験を探求していくようなシステムを探索し、作っていくことが今後の課題であると結論づけた。
   単著   集団精神療法   日本集団精神療法学会   第32巻2号   pp.207-212   2016/12