カツムラ ツトム
  勝村 務   経済学部 経済学科   准教授
■ 標題
  資本の価値と価値喪失過程
■ 概要
  グルントリッセの資本循環を論じた箇所における「価値喪失過程」の指摘を手がかりに、経済原論体系において、資本概念がもつ意義・意味について論じている。資本の循環は、本来、価値性格を有しない部分を含むものであるが、その運動全体が循環への意志を背景に価値を有するものとして位置づけられることになる、という点を指摘し、貨幣論と信用論との媒介項としての意義をそこに見出している。また、『資本論』における資本概念・資本循環の扱いの問題点をも指摘している。
   単著   北星学園大学経済学部北星論集   北星学園大学   第49巻第1号(通巻第56号)   pp.47-58   2009/09