ナガヤ ユキヨ
  長屋 幸世   経済学部 経済法学科   教授
■ 標題
  株式会社の解散の訴えにかかる確定判決に対する第三者による再審の訴え:最決平成27年7月10日金判1448号10頁
■ 概要
  本稿は、株式会社の解散の訴えにかかる請求を認容する確定判決の効力を受ける第三者が、当該確定判決に対する再審の訴えを提起するにあたり、独立当事者参加の申出をすることによって原告適格を認められるのかどうか、またその際、単に当事者の一方の請求に対して訴え却下または請求棄却の判決を求めるのみの参加が認められるかという点について判断された事例に対する評釈である。最決平成26年7月10日は、独立当事者参加の申出により詐害再審の訴えを提起でき、その際には請求の定立が必要である旨判示したのに対し、詐害再審の場合には請求の定立を求めずとも足りること、さらに、共同訴訟的補助参加による訴訟の可能性を指摘した。
   単著   北星論集   pp.113-130   2015/03