ヤマガ テツオ
  山我 哲雄   経済学部 共通部門   教授(嘱託)
■ 標題
  ノアとその子ら
■ 概要
  創世記9:18-27の伝承史的研究。ノアと三人の息子たちをめぐるこの物語が、もともと家庭内での親子のあるべき関係を示す教訓的意味を持った家族物語であったことを論証するとともに、他方でその本来の物語に二重の編集史的加工が加えられて、それが、まずイスラエルによるカナン人支配を正当化する政治的事後預言に変えられ、さらに、最終的にはすべての人間の罪への傾斜を表現する原初史的物語へと変わっていく次第を跡づけたもの。
   単著   オリエント   日本オリエント学科   第27巻第2号   pp.49-68   1985/03