ヤマガ テツオ
  山我 哲雄   経済学部 共通部門   教授(嘱託)
■ 標題
  ハガルとイシマエル
■ 概要
  創世記16章および21章の伝承史的研究。ハガル(およびその息子)の追放を描く二つの物語は、同一の素材を二人の別の著者が独自に発展させたものであることを示し、それぞれの特色と時代背景を検討したもの。特に16章においては、イスラエルとイシュマエルの民族間対立の起源が重要な関心事であるのに対し、21章ではそのような政治的・民族的関心が著しく交代し、ハガルの息子の姿に危機に瀕しつつあるイスラエル自身の姿が重ね合わされていることを論証したもの。
   単著   聖書の使信と伝達   山本書店   pp.62-88   1989/11