オオハラ マサアキ
  大原 昌明   経済学部 経営情報学科   教授
■ 標題
  NPO法人Tによる宅老所事業の経営分析
■ 概要
  本稿は、1994年から宅老所事業を開始したZ県にあるNPO法人Tの事業の歴史を振り返りつつ、2007年から2016年までの財務諸表に基づき、収益性分析と安全性分析を行ったものである。この分析において、収益性の観点からは事業の多角化により収益を確保しつつも、事業費の増加傾向にあることから経常収支差額が思うように確保できないこと、また財務安全性の観点からは、2012年に新規投資を行い固定資産が増加したものの借入金が増え、手元流動性が脆弱になったことを明らかにした。また借入金により減価償却費や支払利息が増え、とりわけ借入金の返済と利息の支払いが今後の事業運営に影響を及ぼす可能性があることを指摘し、最後に、若干の対応策を提示した。
   共著   北星学園大学経済学部北星論集   pp.47-63   2018/09