ミヤザワ テルエ
  宮澤 照恵   経済学部 共通部門   教授
■ 標題
  『西鶴諸国はなし』の挿絵(前)-「風俗画、怪異・説話画」と「戯画」と
■ 概要
  自画版下である『西鶴諸国はなし』の挿絵は、本文と一体化して作品を形作っており、本文に劣らず重要なメッセージを含んでいる。本稿は(前)として、同書の「怪異ばなし」及び「軽口ばなし」の挿絵の様相を分析した。何れもはなしの主題を画題として選択せず、怪異性や笑話性を故意に避けた浮世風俗画となっている。これは当代の説話集の中にあって、或いは西鶴自画版下の先行作品と比較して、極めて特殊な作画姿勢であることを参考図版を挙げながら論証した。
   単著   国語国文研究   北海道大学国語国文学会   122   pp.15-28   2002/11