オオシマ スミコ
  大島 寿美子   文学部 心理・応用コミュニケーション学科   教授
■ 標題
  がん術後のフォローアップに関する研究論文の動向
~フォローアップにおけるサバイバーケアのための予備的検討~
■ 概要
  がん術後患者に対するサバイバーケアに医療が果たす役割を検討するための予備的検討としてフォローアップに関する和文献、英文献を検索し、研究動向を把握した。和文献、英文献ともに、ほとんどが再発管理に関する研究であり、サバイバーケアの検討にとって重要となるとQOLや心理社会、患者教育などに関する報告は多くはなかった。しかしながら、英文献ではQOLや心理社会などに関する研究の蓄積が示唆され、質・量ともに和文献を上回る研究がこの分野で行われていることがわかった。さらに、フォローアップに対する患者の意識・期待を検討した研究について内容を検討した結果、患者はフォローアップによって再発への不安が解消されている一方で、心理社会的なニーズは満たされていないことが分かった。
   単著   北星論集   第47巻第1号   pp.11-20   2009/09