タカノ ショウジ
  高野 照司   文学部 英文学科   教授
■ 標題
  Past Tense Marking in the English of Spanish-Speaking Adolescents.
■ 概要
  この論文では、アリゾナ州ツーソン市の中学校に通うスペイン語を母語とする英語学習者7人とのインタヴューを基に、英語の過去形の正確さに於けるヴァリエーションを研究した。主な発見としては、規則動詞の過去形に比べ、不規則動詞の過去形の方が正確に使われること、規則動詞の過去形(-t,-d)においては、次に引き続く音が母音の時の方が子音かポーズの時より、より正確に発音されること、最後に、談話構造的に、話しの背景を構築する節(Background Clauses)においてよりも、話しを前へ進める役割を果たす節(Foreground Clauses)においての方が過去形が使われる率が低かった。結論としては、英語学習者の過去形の習得は、少なくともこれら3つの要素、即ち、語彙的要素、音韻的要素、そして談話的要素が絡み合ってなされるものである。【318p】
   共著   Second Language Acquisition and Linguistic Variation   John Benjamins   pp.121-134   1997/03