タカノ ショウジ
  高野 照司   文学部 英文学科   教授
■ 標題
  A Variationist Study of Prosodic Focus in Naturally Occurring Interactions: the Case of the Negative "-Nai" in Hokkaido Japanese
■ 概要
  言語変異理論を用いて、否定辞「ない」に付与される、韻律強調の変異に内在する規則性を解明した。分析の結果、これまで主に西欧諸語を土台として、韻律強調の起因を談話の情報構造に求める見解は、日本語の当該事象においては有効でないことが明らかとなった。否定辞をとりまく、日本語特有の韻律構造が強調を抑制する効力を発揮し、否定表現の対人交渉的側面や談話文法的作用が強調を促進する働きをすることが判明した。
   単著   音声研究   日本音声学会   第6巻3号   pp.25-47   2002/12