ミノウチ ユタカ
  蓑内 豊   文学部 心理・応用コミュニケーション学科   教授
■ 標題
  自尊感情と身体的自己概念の関係性について
‐ボトムアップモデルとトップダウンモデル‐
■ 概要
  本研究は,Fox et al.(1989)の身体的自己概念の多面的階層性モデルについて,トップダウン型とボトムアップ型の2つのモデルの相違について,比較検討するのが目的であった。調査対象は大学生626名(男子301名,女子325名)であった。2つのモデルについて,共分散構造分析を行い,因果関係について調べた。その結果,両者のモデルとも有効であることがわかった。さらに,トップダウン型のモデルの方が,ボトムアップ型のモデルと比較して,影響力が強いことが分かった。これらのことから,自尊感情と自己概念の関係は,一方的な影響ではなく,両方向で影響し合うことが示唆された。
   単著   北星論集(北星学園大学 文学部)   北星学園大学   第47巻第2号   pp.13-19   2010/03