ピーター・グレイ
  ピーター・グレイ   文学部 英文学科   教授
■ 標題
  The Wizard World of Harry Potter: Analyzing the First Four Books of the Harry Potter Series
■ 概要
  『ハリー・ポッター』シリーズの1~4巻の中で、J.K.ローリングは魔法使いに昔から付き物である要素と彼女自身の想像とを組み合わせて、独自の魔法の世界を創り上げている。彼女が創り上げた非常に想像性に飛んだ要素は、読者をこの作品に惹きつけてやまない最大の理由である。ローリングはまた、作品の中で魔法の世界と一般の世界とをはっきりと区別しているが、これは作品の核となる構成であると同時に、彼女の想像の世界と現実の世界とを隠喩的に切り離すものである。この区別によって、ローリングが単に魔法使いを推奨しているのではないということが証明され、また読者が現実の世界を雄弁に語る架空世界への逃避を楽しむことができるのである。
(掲載部分)p1-p11
   単著   北星学園大学文学部北星論集   北星学園大学   第38号   pp.1-11   2001/03