ナカタ トモオ
  中田 知生   社会福祉学部 福祉計画学科   准教授
■ 標題
  高齢者における健康満足感の推移と社会階層:集団軌跡モデルを用いて
■ 概要
  本研究の目的は、高齢者における健康満足感減退の階層差を集団軌跡モデルによって分析することである。本研究においては、老研-ミシガン大学全国高齢者パネル調査のウェーブ1(1987)からウェーブ4(1996)までを用いた。従属変数には健康満足感のダミー変数、独立変数には年齢、時間固定共変量として教育と性別、そして、時間依存共変量として従業上の地位と婚姻上の地位を用いた。時間固定共変量の投入から、主として、第1グループは女性や教育が高い個人が集まっており、第2グループは男性と教育歴が短い個人が集まっている。4)時間依存共変量である従業上の地位と婚姻上の地位はともに健康に対して正の効果を持つが、第1グループの方が効果が高いことが見て取れた。
   単著   医療と社会   公益財団法人医療科学研究所   Vo.22, No.20, 79-89   pp.79-89   2012/04