ナカタ トモオ
  中田 知生   社会福祉学部 福祉計画学科   准教授
■ 標題
  コミュニティ・ガバナンスとは何か-コミュニティ研究における社会関係資本-
■ 概要
  本研究の目的は、コミュニティ研究において、近年良く用いられるようになった「コミュニティ・ガバナンス」について、その意味、背景、そして、社会関係資本との関係を考察することである。コミュニティ・ガバナンスの定義は大きく分けて2つに別れる。ひとつは、コミュニティの問題を解決する差異に当事者(組織)がコラボレーションすること。もうひとつは、住民の主権により、地域の問題を解決することである。そしてこれらは、中央政府や地方政府からのさまざまな理由による権限委譲により起こってきたものである。特に、経済学者であるBowlesらの研究は、興味深い。彼らは、社会関係資本への批判からコミュニティ・ガバナンスの重要性を説いている。ここからは、コミュニティや地域に関する研究における今後の社会関係資本の考え方などの新しい示唆がもたらされた。
   単著   北星論集   北星学園大学社会福祉学部   pp.93-101   2015/03