ナカタ トモオ
  中田 知生   社会福祉学部 福祉計画学科   准教授
■ 標題
  日本の教育システムにおける評価と角画一化-MAXQDAを用いた学校教師へのインタビュー分析を通して-
■ 概要
  この研究の目的は、MAXQDAを用いて、日本の学校教師のin-depthインタビューを通して日本の学校におけるインクルーシブ教育を実現するグループ活動の影響について議論することである。そのin-depthインタビューは、2010年8月に行った。対象者は、公立の小学校の古参の先生であった。分析に用いるテープ起こしをした原稿は、日本語で40000語を超えるものであった。オープンコーディングを行う段階において、235のテキストの部分は、コードを抽出するために別々に色分けされた。そして、メモに基づいて、これらのコードは、軸足コーディング段階で18のカテゴリーが作られた。
 グラウンデッドセオリーアプローチに基づいたMAXQDAを用いたさらなる分析では、生徒を考えさせずに、先生の顔を読み、「正しい答え」を答えさせるように教育させる日本の教育システムにおける評価システムと画一化を導き出した。それにもかかわらず、調査対象者は、「空気を読む」ことができると同時に個人的な考えを表明することができる若者を教育する目的と問題を解決するヒントをも提示した。
   共著   北星論集   北星学園大学社会福祉学部   第53号   pp.63-76   2016/03