ナカタ トモオ
  中田 知生   社会福祉学部 福祉計画学科   准教授
■ 標題
  親子間の資源伝達とその要因に関する研究-子どもに対する札幌調査から-
■ 概要
  本論の目的は、親子間の関係の資源の伝達とその要因を検証することである。本研究で用いたデータは、2015年1月に札幌において行った調査を用いた。調査対象者は、親が健在である25歳から60歳までの男女510人である。従属変数は、合う回数、電話をする回数、そすて、情緒的サポートと道具的サポートのやりとりである。また、独立変数は、調査対象者の性別、教育、兄姉の構成、イエ意識、性別役割分業意識、そして、親の年齢、生活動作、家族構成、そして、親の家までの距離を用いた。分析結果は以下のとおりである。1)女性は、ソーシャル・サポートのゲートキーパーとしての役割を担っていることはこの分析でも見て取れた。2)態度変数は、ソーシャル・サポートのやりとりに強い効果を持っていた。最後に、教育は、ソーシャル・サポートに対してどのような効果を持っているかを解明することは今後の課題である。
   単著   北星論集   北星学園大学社会福祉学部   第53号   pp.45-54   2016/03