ナカタ トモオ
  中田 知生   社会福祉学部 福祉計画学科   准教授
■ 標題
  高齢者におけるソーシャル・サポートと眼鏡と補聴器の使用:ランダム効果モデルを用いて
■ 概要
  本研究の目的は、眼鏡と補聴器の使用と、ソーシャル・サポートやその他の個人の属性の関連を、パネルデータを用いて、検証することである。補助具を用いることは、加齢とともに生じる身体機能の低下に対する反応である。しかし、補助具を用いるか否かについては、ソーシャル・サポートの存在が効果があるという先行研究がある。本研究においては、高齢者パネル調査を用いた。パネル回帰モデルを用いた分析の結果、教育と情緒的サポートが眼鏡の使用に対して、年齢と性別が補聴器の使用に対して正の効果を持つことがわかった。興味深いことに、情緒的サポートは、眼鏡に対して有意となったが、道具的サポートは負で効果を持ち、友人や組織数は、有意な効果を持たなかった。これらは、ソーシャル・サポートの特性を表しているのであろう。
   単著   北星論集   北星学園大学社会福祉学部   第53巻   pp.1-8   2017/03