クリバヤシ ヨシマサ
  栗林 克匡   社会福祉学部 福祉心理学科   教授
■ 標題
  対人葛藤の原因の所在と相手の対処方略が受け手の反応に及ぼす影響
■ 概要
  本研究は、対人葛藤の原因の所在と、葛藤の相手が取る対人葛藤対処方略が、受け手の対処方略の選択に及ぼす影響について検討した。185名の大学生は、所与の対人葛藤場面を思い浮かべた。その場面の中で、対人葛藤の原因の所在(相手か自分か)と、葛藤の相手が取る対人葛藤対処方略((主張・服従・問題解決・回避の4種)がそれぞれ操作された。参加者は、(a)自分の対処方略、(b)今後の関係性、(c)相手に対する受け手の感情について回答した。主な結果は以下の通りであった。(1)全体としてみると、相手がどの方略をとってきても受け手自身は問題解決方略をとろうとしていた。(2)相手が悪いにもかかわらず回避的な行動を示したときには、自身は主張的方略を選択していた。(3)自分が悪い場合には自身は回避方略や服従方略を選択していた。
   単著   北星論集(北星学園大学社会福祉学部)   pp.139-146   2016/03