ウルリケ・ネンシュティール
  ウルリケ・ネンシュティール   社会福祉学部 福祉計画学科   教授
■ 標題
  社会的不平等と終日学校の日独比較
■ 概要
  ドイツでは、15年前まで半日で学校が終わるのは殆ど当たり前だったが、近年、いわゆる「終日の学校」が急速に増やされた。それを勧める最も重要な理由として社会的不平等を訂正する必要が述べられている。だが、その二つのことの関連を裏付ける証拠は曖昧であり、「終日の学校」は本当に社会的不平等を訂正するかどうかは非常に疑わしいという実情は否定しにくい。
それに比べて、義務教育が導入されてからずっと「終日の学校」しか知らない日本の学校教育はより平等だろうか。また、日本で導入、そして排除された「ゆとり教育」に関する議論の中で社会的不平等の訂正はどういう風に論じられたか。こうした点について、両国の事情を比較する。
   共著   小学校   2013/03