サハシ カツヒコ
  佐橋 克彦   社会福祉学部 福祉計画学科   教授
■ 標題
  「わが国介護サービスにおける選択制と利用者主体の限界 ―準市場の観点から―」
■ 概要
  わが国の介護保険制度は従来の措置制度より対象者・利用者の選択を認めた点に意義がある.しかし,制度設計上の問題点から選択権はあっても利用権の保障にはなっていないこと,ニーズの狭小な解釈によって保険給付を抑制しようとしていること,さらに応益負担制の採用により,必ずしもニーズに対応したサービスの利用になっていないことを明らかにした.そのうえで,準市場の枠組みを用いてその課題の克服には参入事業者の増加およびサービスの質の確保と利用者の費用負担方法の改善について論じた.
   単著   北星学園大学社会福祉学部北星論集   北星学園大学社会福祉学部   第49号   pp.99-114   2012/03