サハシ カツヒコ
  佐橋 克彦   社会福祉学部 福祉計画学科   教授
■ 標題
  「準市場の手法(規制,競争と選択)」
■ 概要
  準市場論の研究的意義,政策動向および展望について解説した.とくに最新の研究動向も含めて概念を紹介.研究的意義としてサービス供給体制の再編を検討・分析する際に有効な枠組みであること,成熟社会における限られた資源の効率的配分,多様化・高度化するニーズの充足に資することを論じた.
さらに介護サービスを例にとれば,基本は民間部門による「介護産業」が供給することによって利用者を二極分化させる方向に進む可能性を指摘した.また社会保障制度改革国民会議報告書では社会保険制度を「自助の共同化」とし,公助の補完性を強調するのはわが国社会保障の発展に照らせば理論的誤謬であると結論付けた.
   共著   『社会福祉研究のフロンティア』   有斐閣   pp.212-215   2014/10