サハシ カツヒコ
  佐橋 克彦   社会福祉学部 福祉計画学科   教授
■ 標題
  『福祉ライブラリ 社会保障』
■ 概要
  第3章「社会保障の発達」では,まずわが国資本主義の発展段階に即した戦前期・戦後におけるわが国の社会保障の発達について明らかにした.さらに現代における社会保障の特徴として規制改革政策と軌を一つにする「事後監視・救済型社会への移行」をキーワードに市場化問題についても言及した.
第5章「社会保険と社会扶助」では社会保険の概念と範囲をSpicker,P.の「ベバリッジ型/プロイセン型社会保障」の区分を示した上で,わが国における社会保険の範囲と種類について特徴も踏まえて執筆した.さらにわが国における社会扶助の概念と範囲について,公的扶助(生活保護)を筆頭に社会手当と社会福祉も含めて明らかにした.そのうえで社会保険と社会扶助の関係を,社会連帯とナショナルミニマムの関係として捉え,安易な自立観や惰民観がもつ問題も述べた.
*2018年8月公刊予定(印刷中).
   共著   建帛社   2018/08