ミヤザキ ヤスシ
  宮崎 靖士   社会福祉学部 共通部門   教授
■ 標題
  日本近代文学における〈方言〉使用-その〈他者〉表象の生産と相対化-
■ 概要
  日本近代文学における〈方言〉使用を、近代小説の語りが遂行してきた〈他者〉表象の産出をめぐる問題として論じた。「第一部〈方言〉使用のタイポロジー」では、近代小説の語りと文体の側面を起点として、〝中立的〟な地の語りの文体から差別化されてきた〈方言〉の位相を、小説の形態と内容の双方から検証し、更に「第二部 個別作品における可能性の検討」では、そのような差別化に加担しつつも、そのような機構そのものを相対化しようともする語りの試みを、いくつかの稀少な作品例の分析とともに検討した。
   単著   博士学位論文   北海道大学   2004/03