タザワ ヤスヒロ   TAZAWA,Yasuhiro
  田澤 安弘
   所属   北星学園大学  社会福祉学部 福祉心理学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2017/03
形態種別 査読のない論文
標題 社交不安、マインドフルネス心性、および事後的反芻思考の関連性について-多変量回帰成長モデルを用いた時系列分析による事例ベース研究
執筆形態 単著
掲載誌名 北星学園大学心理臨床センター紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (12),65-72頁
概要 短期療法に導入された2 人のクライエントについて、社交不安と事後的反芻思考及びマインドフルネス心性の関連性について、時系列データを用い、自己回帰(AR[1])モデルとトレンドモデルを含む多変量回帰成長モデルによって検討した。その結果、両者に共通していたのは、社交不安に対して事後的反芻思考が直接的な影響を及ぼしていること、社交不安と事後的反芻思考が双方向的に影響を及ぼしあっていること、マインドフルネス瞑想などを特に取り入れていない短期療法のプロセスにおいて、マインドフルネス心性が成長傾向にあるということであった。2 人のあいだで相違していたのは、事例A においてはマインドフルネス心性が直接的に社交不安に対して肯定的な影響を及ぼすものの、事後的反芻思考を媒介とした間接的影響は及ぼさないということ、事例B においてはマインドフルネス心性が直接的には社交不安に影響を及ぼすことなく、事後的反芻思考に完全に媒介されることによって間接的に肯定的な影響を及ぼすということであった。